外科的矯正治療の専門サイト 

外科的矯正治療の概要
 外科的矯正治療(Surgical Orthognathic Treatment)は、1960年代後半に日本に導入され、以来症例数は経年的に増加しています。導入当初は術前術後の矯正治療を行わず、外科的処置のみを施行していましたが、咬頭嵌合の確立や予後の安定性の問題から現在では、術前術後の矯正治療を行うことが一般的になっています。
 また、外科手術については、当初から健康保険が適応されていましたが、外科的矯正治療が1990年からは高度先進医療技術に認められ、「顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)の手術前後における歯科矯正治療」として歯科大学病院での術前術後の矯正治療にも健康保険が適応されるようになりました。さらに1997年からは、歯科大学病院でなくても顎口腔機能診断施設として認められた医療機関での術前術後の矯正治療に健康保険が適応される事になりました。これにより樋口矯正歯科クリニックも顎口腔機能診断施設として登録され、術前術後の矯正治療に健康保険を適応することが可能になりました。それ以来、樋口矯正歯科クリニックでも外科的矯正治療を行う症例は飛躍的に増加し、現在では年間30症例を越えるようになっています。
 このように矯正歯科領域で必要不可欠になっている外科的矯正治療でありますが、一般にその目的として審美性の改善が過度に強調されることが多く感じられます。私は、本来、外科的治療の第一の目的は咀嚼や発音などの口腔機能の回復と健全な歯牙や歯周組織の獲得であり、機能的に優れたバランスのとれた咬合を得る事が、引いては顎顔面の審美性の改善につながると考えています。そこでこのホームページでは、外科的矯正治療の必要性や外科的矯正手術における矯正歯科医の役割について、私なりの考えを述べると共に、実際の治療プロセスを症例と共に紹介したいと思います。

医療法人ハート     
樋口矯正歯科クリニック
理事長・院長       
河合 悟   


<樋口矯正歯科クリニックの過去10年間の外科的矯正治療実施数>

 ・2014年 28 名
 ・2013年 29 名
 ・2012年 23 名
 ・2011年 18 名
 ・2010年 16 名
 ・2009年 27 名
 ・2008年 22 名
 ・2007年 22 名
 ・2006年 32 名
 ・2005年 23 名
 ・2004年 23 名
 開院以来の外科的矯正治療実施総数387名(2013年末まで)